〜カヤックで琵琶湖を旅するブログ〜
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海津大崎




 今回から、GPSロガーを使用して、記録することにした。今回の漕行距離は12キロである。

 秋の奥琵琶湖を漕いだ。前回、ここに来たのは9月なので、2ヶ月ぶりくらいになる。準備をして、10時に海津漁港近辺の浜から出艇する。まずは、南西に進路を取る。浜辺には、夏と違い人影は随分、まばらである。水中にあんなに茂っていた水草も、ほとんどなくなっている。季節が確実に移り変わっているのが実感できる。
 この日は、化繊の長袖Tシャツを3枚重ね着していた。防寒にフリース一枚。さらに寒ければ、カッパを着ればいいと思っていたけど、Tシャツの重ね着だけでも暑いくらいだった。最近のスポーツ用のウェアっていうのは、とても高性能だ。

 どんどん漕いで、知内川河口から上流に遡ってみる。あんなにたくさんいた小鮎は、もはや見る影もない。季節によって、こんなに変わるものかと、驚く。この周辺の琵琶湖はカヤックをやる前も、何回も来ているけど、そんなことは、まったく気づきもしなかった。




 この日は、波は穏やかだった。時折、何が原因かは分からないけど、湖面にうねりが発生する。たいしたうねりではないし、すぐに収束していくので問題はない。湖面が穏やかなので、知内川の河口から、海津大崎まで一揆に漕ぎ進む。この距離は2キロあまりなのだが、僕にとって、岸から離れるので、かなりの冒険気分になる。急に波が出てきたら困るので、急いで漕ぐことにする。しかし、最近はまっている水面ぎりぎりショットの写真はしっかりと撮影しておいた。防水機能のないデジタル一眼を使用しているので、水面ギリギリショットは、かなり気を使う。でも、画質優先なので、仕方がない。

 それにしても、カヤックをやっている人がいない。今日なんて絶好のカヤック日和だと思うのだけどなあ。夏の間は、キャンプ場にカヤックを置いている人が、ちらほらいたけど、その人たちはキャンプのついでにカヤックをやっているのかな。ほんと、カヤック人口は少ないと思う。






 海津大崎にある大崎寺から大浦方面への湖岸は、岩肌が露出している。その岩肌に、紅葉した葉が茂っていたりしてする。天然の日本庭園の様相だ。しばらく漕いでいると、獣の死体を発見する。まだ新しい死体。猿かと思ったが、近付いて見たら猪だった。死んでから琵琶湖に落ちたのか、琵琶湖に落ちて溺死したのかは分からない。

 さらに、岸沿いに漕ぎ進んでいく。そのうちに左側に、竹生島が見えてくる。今日は雲ひとつない快晴だけど、大浦の辺りは霧が出ていた。大気中に水蒸気が多いせいか、視界がクリアとは言いがたい。この辺りは、桜の名所のためか、紅葉した桜の落ち葉が、湖面に漂っている。それも秋の風情だ。

 大浦の集落が見えてきたところで、折り返すことにした。この調子なら、僕一人でも、永原駅からマキノ駅まで電車を使ったワンウェイツーリングが出来るかもしれない。大崎観音手前の小さな砂浜に上陸して、熊の影に脅えながら、ラーメンとおにぎりで簡単な昼食にする。
 食事中に、何か骨を発見した。湖水で洗われていて、とてもきれいな骨だ。生々しさはまったく感じられない。この骨以外の部分の骨が周囲にないので、漂着したのだろうと思う。記念に持って帰ることにした。





 そこからは、岸沿いに進む。途中、魞のワイヤーが、岸まで続いている。カヤックでワイヤーの上を通過出来そうな場所を探した。あまり無理をすると、ワイヤーでガリガリと底を擦ってしまうので、気をつけないといけない。今回は何とか通過できたけど、状況を見て、ポーテージすることも必要だろう。

 海津の集落近くの浜辺に入る。この辺りは、人の生活の気配がして、心地よい。端板近くの湖面に写りこんだ建物がユラユラと揺れて、おもしろい。桟橋近くの木も紅葉している。




 1時少し前に出艇位置に戻った。あとは、コーヒーを沸かしながら、のんびりとカヤックを折りたたむだけだ。漕いでいる最中、浜辺のあちこちで、焚き火の煙が上がっている。僕が出艇した場所でも、焚き火をしている親子がいた。焼き芋を作っていたようだ。久しぶりに、焚き火で焼き芋を作る光景を見た。


こんにちは、秋の水辺を満喫していますね。

海津大崎の岩の下にある小さな洞窟に「波切不動明王」が祀られていますが、その横から岩の上の展望所に出られ、大崎寺の境内につながっています。

ツーリングの途中で上がってお寺参りもいいですね。びわ湖には水辺から上がって参拝できるお寺や神社が幾つかあります。

永原からマキノは電車deGO! の絶好のコースですよ。とっておきは、桜の時の永原から菅浦間。ここは路線バスがあります(湖国バス) ここはみんなに言いふらしている秘密の穴場です。内緒ですよ。

永原からは駅前の小さな川を下ってびわ湖に出ますが、これがまたいい雰囲気の小川です。ぜひ行ってみて下さい。

この辺りにはサルはたくさんいますし、シカ、イノシシ、カモシカも見ました。クマの仕掛けがあるのでクマも出るのでしょう。気をつけて行ってくださいね。

湖岸の石積みや樹齢200年のケヤキの木は、桜とは違った海津の顔のようです。

これからも楽しい旅行記、待っています。




ウッドデッキ | 2010/11/24 18:01
大崎寺の近くに洞窟があるのですね。覚えておきます。
永原駅からマキノ駅を利用したツーリングは、体力的に心配でしたが、今回のツーリングで、何となく大丈夫だと思えました。
永原駅から、菅浦ですが、みんなに言いふらしている秘密の場所なんですね(笑)
カヤック人口は少ないので、湖の湖面が大渋滞することがないのがいいですね。
前回の、近江八幡の水郷もそうですが、まだまだ行ってみたいところ、やりたいことがたくさんあります。
Oe | 2010/11/24 18:31
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