〜カヤックで琵琶湖を旅するブログ〜
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永原からマキノ


 

 永原駅に車を止めて、マキノ駅近辺までを紅葉の琵琶湖を漕いでみた。天気予報では晴れだったのに、この日は一日曇っていた。

 朝、起きると寒く行くのをためらったが今行っておかないと、紅葉の時期を逃してしまうし、これから先どんどんと寒くなっていくので、今日がチャンスだと思いまだ暗いうちに家を出た。


 川の近くの道端でカヤックを組み立てて、10時頃に水上へ出る。

 この川は狭くて水深が浅いけど、透明度は高かった。いつも琵琶湖で漕ぐ場合は、砂浜からの出艇なので、乗り沈しないか少し心配だった。

 パドルは電車行なので、TNPのアルミシャフトでナイロンブレイドの四分割を使った。つまり、重たいパドルだ。

 15分ほどで、河口から琵琶湖へ入る。川を抜けて琵琶湖へ入るというのは、なかなか新鮮な感じがする。琵琶湖の状態がどうなっているか分からないので、ドキドキする感もある。河口を抜けたら、風が強く三角波が立っていたなんてことになったら、どうしようと思ったり。

 河口を過ぎて、回廊状の川から一気に広い空間が広がる。


 

 大浦湾(っていうのかな)から、右側が海津大崎、左側が葛篭尾崎。今日は一日こんなどんよりとした天気だった。写真には写っていないけど、釣りを楽しむ人のボートが何艘か浮かんでいる。

 寒くなってきたので、フリースを着ることにする。着替えるには、PFDを外さないといけないけど、そのわずかな時間に沈したら困るなあと思いながら、素早く慎重に水上でフリースを着込む。

 


 大浦の集落を出て少し行くと、右側はホテルや別荘地になっている。僕はこのあたりでは泊まったことがないけど、湖畔のリゾートという感じだ。紅葉している木もあり、秋のムード満載だ。曇っているのがイマイチだけど。


  11時30分頃に、上陸し、少し早めの昼食にする。海津大崎の岬の先端近くなので、開けた光景が広がっている。この辺りの浜は、砂利が多く。波打ち際では、小石がシャリシャリという小気味良い音を鳴らしている。この辺りの水はとても透明度が高い。
 

 海津大崎の先端辺りは、岩礁地帯になっている。岩場に、紅葉している樹木が張り付いていて、天然の日本庭園のようだ。そもそも、日本庭園が自然を模して作ってあるものだから、こちらがオリジナルなんだろうけど。

 曇りなので、紅葉のきれいな色が写真に出なくて残念だ。


 この辺りまで来ると、腕の疲れがそろそろ限界に近い。ブレイドの幅の狭い軽いパドルなら、疲れが少ないのだろうけど。


 海津の集落沿いに入っていくと、こんな幟が何箇所か立っている。

「重要文化的景観の日(海津・西浜・知内の水辺景観)」と書いてある。今日がその日なのかな。


 こんな花が浮いていた。秋に咲く木の花。何の花なのだろうか。何もない秋の終わりの浜辺に、この色はよく映える。

 1時15分頃に、マキノの湖のテラスに到着する。西浜には、親子連れが一組と、出艇しようとしている赤いタンデムのファルトに乗り込んだ2人、あとは誰も居ない。マキノ駅から永原に向かう列車は、1時間に1本しかない。この時間帯は、毎時51分発だ。かなり急げば1時51分に乗れるだろうけど、そこまで急がなければならない理由もなく、2時51分の電車に乗ることにした。

 船体布をゆっくりと乾かし、時おり、ベンチに座って琵琶湖を眺める。先ほどの赤いファルトは海津大崎の方へ向かい、どんどん小さくなりやがて視界から消えて行った。ゆっくりとしたパドリングだが、まるで2人の腕が糸で繋がっているかのように連携して動いている。美しいフォームだ。

 電車に乗る時間を1本遅らせたので、時間を持て余すかと思ったら、そんなわけでもなく、すぐに2時半になった。湖のテラスからマキノ駅までは10分もかからなかった。マキノ駅も永原駅もエレベーターがないのがきつい。

 以前から、漕ぎたいと思っていたこの区間をこの日は漕ぐことが出来て満足だった。






楽しく 拝見しました!

陸からでは 撮れない風景が 笑 うらましい!

田中ちゃん | 2011/11/30 22:34
バイクや自転車、あるいは徒歩、マラソンしながら、移動手段によって、同じ場所でも見える風景が違いますね。それぞれ、興味深いです。
Oe | 2011/11/30 23:15
 まずまずの紅葉具合?といった所でしょうか。

 永原からの出撃なら近江塩津方面もなかなかです。ただ帰りはバスですが・・。

 海津は何度も漕いでますが、不思議と飽きません。奥琵琶湖はやはり良いですね。
てっさん | 2011/12/01 01:26
近江塩津方面ですか。20キロくらいありそうですね。やっぱり、いつかはシーカヤックのファルトが必要になりそうです。
Oe | 2011/12/01 18:50
同じ場所なのに、漕ぐ方向が違っても、季節が違っても、天気が違っても、別の風景になりますね。これで何種類のびわ湖になるでしょう。

次は雪の海津ですね。雪の上をソリのように引いて水辺に出ます。 雪の上に残るカヤックの跡は不思議な感じがします。 来年はぜひ雪中カヤックを!

ウッドデッキ | 2011/12/12 00:28
やはり雪景色は格別ですか。
短時間でもいいので、雪が残っていそうな時に行ってみようかな。
冬の「しん」とした静かさは、格別ですものね。
Oe | 2011/12/12 00:31
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