〜カヤックで琵琶湖を旅するブログ〜
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長良川


 梅雨入りしたと言っても今年は雨がほとんど降らない。6月は休日でも用事があって
カヤックに乗ることは出来なかった。7月に入り、やっと自由に時間を使える休日を持てたが、急に梅雨らしい天気になってきた。長良川を下ろうと思っていたので、水位を調べたら、忠節でマイナス2.6メートルほど。この水深ならファルトでも漕ぐことが出来る。あとは、天気をどう判断するかだが。。

 空を見上げると、完全な曇り空。目視する限りではいつ雨が降ってきてもおかしくはない空模様だ。天気予報では、昼から晴れてくるという予報。天気予報を信じて行ってみようか。

 8時頃に友人のY君と合流し、ゴール地点に車を一台駐車し、もう一台の車でスタート地点の千鳥橋へ向かう。川原に駐車して、カヤックの組み立てを行う。曇りなので、この時期にしては組み立てるのが楽だ。しかし、組み立て途中で雨がポツポツする場面があったが、それは一時的なものだった。しかし、途中で雨が降ってきても、ここには戻れない。ひたすら雨の中を漕ぎ下らなくてはならないのだ。
 今回使用するアルピナ2−430でも、アルピナ1−450にしても、組み立てで苦労するのは、テンション掛けと浮力体とエアスポンソンへの空気入れ作業だったりする。それ以外はたいしたことはないのだが。

 そんな状態で準備を終えて、10時半頃に川面に浮かぶ。やはり曇りだと、景色が冴えない。そのせいかこの日は、あまり写真を撮らなかった。この日漕いだ長良川の区間は、中流域から下流域にかけてであり、スタート地点は石がゴロゴロしているような状態で、ゴール地点は砂利、砂が混在しているような区間である。川の様相が、下るにつれて変わるので、
変化に富んで楽しいのだ。





 スタートからしばらくの間は、金華山等の山際を川が流れている。川で涼む人がいたり、鵜飼舟の準備をする人がいたりと周囲の風景を見るのに飽きない。

 時折現れる瀬を緊張した心持でいくつか漕ぎぬけて、下っていく。途中で底を擦らないか心配になるが、今回は大丈夫だった。一度瀬に突入してしまうと、ある程度のスピードが出てしまう。しかも、瀬の区間は、波だっているので、川底の様子を目視で確認することは難しいのだ。






 この日も終わりに近づくと、流れが穏やかになっていく。15キロほどの距離を2時間半ほどで漕いだ。やはり流れがある分、琵琶湖を15キロ漕ぐのに比べると、かなり楽である。

 ゴール地点で、カヤックを撤収していると、犬を散歩に連れてきている老人が話しかけてきた。

「最近、ここで焼身自殺した人がいて、私が第一発見者だったんだよ。ついこの間ももう少し上流の橋の上から投身自殺した人がいてね。。。」

 しばらくするとその人は行ってしまったが、近くでバーベキューの用意をしていた女の子たちにも同じ事を言っていたようだ。
 水辺にはいろいろなことがあるものだ。






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